クセとり実演DVD
 技術の情報発信、継承の新たなプロジェクトとして、
パンツのクセとりを動画で紹介するDVDを販売開始しました。

 立体的で美しいラインの洋服を作るには、クセとりの技術が必要不可欠です。
「熱と蒸気で生地目を歪ませる」と言葉で表現しても、分かり難いものです。
そこで、映像で確認できるように、パンツのクセとりの様子をDVDにしました。
ジャケット前身&背中のクセとり と、前身の芯据えの予告映像も含まれています。
サンプル動画はこちらです。

 こちらのF.ツクリエーターにて販売しておりますので、
御興味ある方は御検討ください。

 また、「この工程を見てみたい!」という要望がございましたら、
メールや書き込みでどしどしお寄せください

 
| - | 23:22 | comments(0) | trackbacks(0) |
「クセとりセミナー」の御案内
 「クセとりセミナー」の御案内です。

 「クセとり」の技術は、メンズスーツを仕立てる時に必要不可欠な技術です。
生地目をアイロンの熱と蒸気により、生地目を歪ませ、平面の生地を立体にします。
パンツの後身を教材にして、実演を見ていただき、受講者も体験していただきます。
初心者の方が対象です。

 講師 : 吉田 大輔(38歳) 
      祖父の代から続くテーラーヨシダで、2000年より縫製に携わり続ける。
      毎年、欧州を訪れ、パリ、ミラノの職人と交流を深めている。
      ブログは
こちら
      
 日時 : 2011年9月11日(日曜日)
      午前の部 受付10:00 セミナー 10:30 〜 12:30 (120分)
      午後の部 受付13:30 セミナー 14:00 〜 16:00 (120分) 
      午前と午後の2回開催しますので、都合の良い方をお選びください。

 場所 : ル・オペラ大阪校 502教室 Tel:06-6765-1550
      大阪市天王寺区上本町5‐5‐15 東海ビル上本町5階
      地下鉄谷町九丁目駅、 近鉄上本町駅11番出口より徒歩2分

 受講料 : 6.000.円 
      (申込み受付後に、口座番号をお知らせ致しますので、
       そちらに御振込みください)

 定員 : 午前・午後 各15 名

 募集期間:7月11日 〜 9月5日 定員になり次第、締め切らせていただきます。
      
 持ち物 :裁ち鋏、チャコ、筆記用具、
      (アイロン、霧吹き、教材の生地はこちらで準備致します)

 申込方法:下記の5事項を dainoji@pop21.odn.ne.jp (吉田) までメールでお申し込みください。
      FAX番号は 0770-22-1205 (吉田) でございます。
      定員になり締め切らせていただきますので御了承ください。

     1.御名前(ふりがな)、
     2.メールアドレス、
     3.御住所、
     4.携帯番号、
     5.希望の部(午前/午後)

問い合わせ先:吉田大輔 e-mail : dainoji@pop21.odn.ne.jp Tel&Fax 0770-22-1205


 今回のクセとりセミナー開催に向けて、パリ在住で、Francesco SMALTOでチーフカッターを務める
鈴木健次郎さんからのコメントをいただいております。

『近年、パリのsur mesure(フルオーダー)でも"パンタロンのクセとり“を
 ここまでしっかりとできる職人が少なくなってきました。
 パンタロン作りで一番大切なことは、お客様の体型にあったカッティングと
 アイロンによるクセとりだと思います。
  とくにアイロンによるクセとりは、いまや、しっかりと教える事ができる職人も
 すくなくなり、一般的な専門学校では表面的に触れる程度でしかありません。
 今回のクセとりセミナーはスーツ作りに携わる人間にとって
 非常に興味深い内容であると思います。
 是非、これを機会にクセとりをマスターしましょう』


 鈴木 健次郎 :日本でテーラーリングを学んだ後渡仏。
現在はフランス一の顧客数を誇るFrancesco SMALTOで日本人初のチーフカッターに就任。
Coupe(裁断)、Essayage(仮縫い)、縫製、仕上げまで全てやります。
美しいカッティングを追求します。
http://www.kssm-cecilia.com/



| セミナー | 00:09 | comments(0) | trackbacks(0) |
2010年 西部技団 紳士服技術ゼミナール
第45回のゼミナールに参加してきました!


取り外し式のケープが付いたチェスターフィールドコート、
丹後ちりめんで作ったケープ、
カジュアルにしたフロックコートなど、新しい試みが見られました。


昔からある物作りの中にも、
新しい時代に合わせて変化する必要性を感じて努力している姿がうかがえました。

今回テーラの技術で作ったテーラードスーツが2着出品されていましたが、
どちらも、テーラーらしい丁寧な仕上がりで、今のニーズにも合うと思います。


ちなみにどちらもBCAのメンバーが作成した物です。





今回は洋裁技術協会からは、着物の生地を使って仕立てたJKやコートの他、
ウエディングドレスが2着出品され、ゼミナールに華を添えていました。


会の最後の総括でも、若手の作った作品を引き合いに出して、
技術にばかり目を向けるのではなく、
「着こなしを楽しむ心」の重要性を説明されていました。


この回を機会に少しでも今のニーズに合った、
テーラードの姿を追求するうねりが大きくなる事が、
これからの業界発展につながると思いました。


松村哲明


| another | 14:44 | comments(0) | trackbacks(0) |
コンサート/パリからの風
今年の夏のイベント、クラシックコンサートとのコラボです。 
8月初旬に、大阪梅田のドルチェ・アーティスト・サロン大阪で開催される
『パリからの風〜フレンチオーボエ&ピアノ デュオの夕べ』と提携し、
総合的な"楽しみ"としての文化の提案を試みます。

左:坂川奈緒子さん(オーボエ)   右:中本陽子さん(ピアノ)

昨年同様、
ファッションと音楽の融合をテーマに、
美しい音楽に、装う楽しさ、喜びを求めるというもので、
会場を華やかに盛り上げるための企画として一般消費者(顧客)へも呼びかけ、
音楽を媒介に、お洒落を楽しむ機会を、提案・提供するとともに、
実際のコンサートにも、衣装協力を通じて参加します。

コンサート当日、ボイツクラシックアカデミーは
あくまで、音楽を主役と考えながら、『お洒落な装いが、
さりげなく会場を引き立たせる』音楽の楽しみ方を模索すると共に、
コミュニケーション、交流の輪を広げようと考えています。

クラシック音楽は、華麗で瀟洒な、大人の社交場を演出する魅力を兼ね備えています。


・日時  2010年8月6日(金) 19:00開演(18:30開場)

・会場  ドルチェ・アーティスト・サロン大阪
       大阪市北区茶屋町1-1共信梅田ビル 
       ・阪急梅田駅1番出口より徒歩5分
       ・JR大阪駅「御堂筋口」改札より徒歩8分
       ・JR新大阪駅新幹線改札前よりタクシーで5分

・プログラム
   ビッチ/十七世紀の主題によるフランス組曲
   マスネ/タイスの瞑想曲
   ラヴェル/道化師の朝の歌〜「鏡」より
   ドビュッシー/美しい夕べ 
   サンサーンス/オーボエとピアノのためのソナタ Op.166  他

・チケット   3,000円(全席自由)

・公式サイト パリからの風

・チケットお問い合わせ/お申し込み 
        BOITS Classic Academy(ボイツ・クラシックアカデミー)
  
枚数、お名前、ご住所、お電話番号を明記の上、メールにてお送りください。
折り返しご連絡いたします。 こちらまで ⇒ info@boits.org


今回のコンサートにつきまして、以下のメンバーブログでも紹介しています。
・柳瀬博克(マッセアトゥーラ)


| イベント | 08:28 | comments(0) | trackbacks(0) |
コンサートの衣装(2
2度目の仮縫補正後の衣装が、パリから戻ってきました



| イベント | 00:28 | comments(0) | trackbacks(0) |
訪問、葛利毛織。
4月9日に
マイスターファクトリーの生徒の皆さんと、
愛知県一宮市にある『葛利毛織工業株式会社』さんを訪問してきました。

葛利毛織さんが使っている低速織機を見学させて頂くだけではなく、
効率を求めて高速織機を使う機屋さんが多い中、
今でも伝統的な物作りを続け、
企業として存続させていらっしゃる姿勢を学び取るためです。


テーラードの世界でも高齢化が進み、技術の伝承が進んでいません。
こうした現実は、物作りの現場あちこちで起こっています。
早く何とかしないと、技術は消滅してしまいます。
それどころか、既にどうにもならない、
そう言う人もいるほどです。

我々テーラードの業界を含め、様々な物作りの現場に対して、
例えば国も、その伝承に関わる費用負担など、次世代への継承を考えて欲しいです。
一朝一夕で何とかなることではありません。
今まで培ってきた先人の文化を無くさないために何が出来るのか。
最近、子供が国力増強の糧と言われていますが、子供がいても文化がなければ、、
BCAのメンバーばかりか、マイスターファクトリーの生徒たちにも、
今回の訪問は色々なヒントを投げかけてくれました。

葛利毛織の葛谷社長、葛谷専務、
そして職人の皆さま、どうもありがとうございました!


マイスターファクトリーの生徒が訪問記を書いていますので、こちらも是非!



【補足】葛利毛織工業について
葛利毛織さんが誇る低速織機で織り上げられる生地は
手織りの感覚に近く、糸(繊維)への負荷を極力少なくすることができるため、
手触りや肌触りの良い「むっくり」とした弾力のある生地になります。


生地の織り方も、どんどん高速化(効率化)が進み、
スピードが上がれば上がるほど、糸を強く引っ張って織らなければなりません。
太い1本の毛糸を両手で引っ張っているところを想像してみて下さい。
引っ張れば引っ張るほど、毛糸は伸びて細くなっていきます。
すると、毛糸の風合いも変わってしまいますよね。
細く堅く、フンワリ感がなくなります。


高速で織る場合、緯(ヨコ)糸を打ち込むスピードが早くなるので
緯(ヨコ)糸を経(タテ)糸に素早く通す為に、経(タテ)糸にもテンションを掛けます。
その結果、上記の毛糸のように、フンワリ感のない生地になってしまいます。


低速織機(ションヘル)について更に詳しい内容につきましては
マッセアトゥーラのブログに掲載されています。


| イベント | 18:30 | comments(0) | trackbacks(0) |
コンサートの衣装(1
今年も、パリから風が吹きます
1回目の仮縫補正後の衣装が、パリから戻ってきました。
今年はクラシックアカデミー有志で、衣装協力をさせて頂くことになりました。




| イベント | 00:20 | comments(0) | trackbacks(0) |
西部技団 紳士服技術ゼミナール
第44回のゼミナールに参加してきました!


・場 所  2009年7月12日 リバーサイドホテル(大阪)
・参加作品  全24作品

今回は完成度の高い、オーソドックスなスーツが多く、
いかに体型をカバーしつつも洗練されたシルエットを表現するか!
という、注文服独自のコンセプトがひしひしと感じられました。


今回は兵庫県洋裁技能研究協会からの参加が有り、
子供服やカラフルな婦人服の出品で、華を添えていました。

紳士物の中にあって、婦人服は目立ちます!
モデルさんは製作者のお孫さん。(高校生です!)


大人になってからもオーダー服を着てもらえるよう、技術を磨かねば。


これからの業界の発展のためにも、
若い人の参加が増えてほしいと締めくくっていました。

BCAの会員も2名が出品し、業界の先輩に交じって奮闘!
参加者も総勢8名が参加してきました。


詳しくは、マイスターファクトリーのホームページでも紹介しています。

以下のメンバーブログでも紹介しています。
・平岩一郎(HIRAIWA Tailor)
・吉田大輔(テーラーヨシダ)



| another | 17:24 | comments(0) | trackbacks(0) |
播州織 工場見学会
播州織の機屋さんである『大城戸織布』さんと、その播州織を使った、
独特の世界観をもったオリジナルブランドを展開する『玉木新雌』さんのショップ。
この2軒を、訪問見学させて頂きました。

日時:7月11日(土)13:00〜
場所:兵庫県西脇市
    ・大城戸織布 (播州織)
    ・玉木新雌 (播州織を使ったオリジナルブランド)

ちなみに玉木さんは、BCAが派生した、BOITSのメンバーでもあります。
玉木さんが作り出す洋服は、播州織の生地を使い、
彼女自身が、デザイン〜パターン〜縫製までこなすオリジナルブランドです。

車を止めて、錦鯉が悠々と泳ぐ掘割のある情緒ある町並みを歩くと、
まわりの環境(和)に溶け込みながらも、存在感のあるショップ(洋風ニッポン)が現れます。



大城戸祥暢社長は、
歴史のある産業界によくある、
保守的・閉鎖的な産業構造からの脱却を目指し、
OKDプロジェクトなる、Boitsと似たようなコンセプトをもつ、
ものづくりのグループを形成し、播州織りの抜本的な改革に取り組んでおられます。

大城戸さんは体育会系の方で、
ものづくりに対する熱意もさることながら、
単なる猪突猛進ではなく、糸の事、織りの事、織機の事等を、
大変よく理解されており、私達にも、熱心に、解りやすく説明して頂きました。


業界に風穴を開ける異端児として、テレビにも以前出演され、
播州織りを世界に売り込む活動等を熱く語っておられたのを思い出します。
この日も何気ない会話の中に世界を代表するブランド(納品先)がポンポン飛び出しました。

見習うべきところは多々あります。
この出会いを楽しみ、如何に繋がっていくか検討します。
次回から事前に告知し、メンバーだけではなく、
ご興味をお持ちの皆さまからも、参加者を募りたいと考えております。

今回の見学会の様子は、
BCAメンバーのホームページでも紹介しております。
・柳瀬博克(マッセアトゥーラ)


| another | 23:51 | comments(0) | trackbacks(0) |
洋服の解体ショー
メンバーが集まると、自然と色々な話題があがってきます。
メンバーが仕立てた洋服を解いて、洋服の解体ショーをやることもその一つです。


本来、プライドの高いテーラーが
互いの服の良し悪しを赤裸々に言い合ったり、
その場でその服を縫った本人を交えて、解いて、切って、縫って、、
こんなこと、技能士会でもやらないことだと思います。

実はそれだけ、メンバー間の信頼関係が築かれ、
各メンバーが己を見つめる姿勢が研ぎ澄まされている証拠ではないでしょうか。

各テーラーは自分で仕立ていてるため、視野が狭まりがちであるとの認識のもと、
新たな視点&次の有効な一手を具体的につかむ貴重な機会とし、
今後もどんどん進化してゆければと考えています。

今回の模様は、以下でも紹介しています。
・吉田大輔(テーラーヨシダ)
・平岩一郎(HIRAIWA Tailor)
・柳瀬博克(マッセアトゥーラ)

メンバー以外からのご参加も大歓迎です!


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